学長通信『則天去私』 President's Blog

No.32 曙光 2025年4月

「ライフシフト大学で多くのことを学びましたが、その中で私の人生にとって特に大きな2つの気づきがありました。1つは、人生100年時代、まだ、40年近くある。リスキリングは60歳からでも何歳からでも遅すぎるということはない。眼前の「今」を一所懸命学ぶ(生きる)という心の構えが整いました。2つめは、人生の目的を達成するために必要な知識、スキル、能力など、私に足りないものは、星の数ほどあるということ。自身の「無知の知」を改めて痛感しました。そして同時に、よきメンターが、仲間が、仲間の仲間がいて、必要なものはみんなが持っておられること、共感、賛同を得られれば、それをいつでも喜んで貸してもらえることが実感できました。 このありがたいご縁と体験は、私の宝物です」(ライフシフト大学卒業生)  「なんとなくこんなことをしたいという夢はあったけれど、今回の授業ではっきりとした夢に変わったと思う。これからこの夢が変わることも沢山あると思うけれど、その時はその夢に向かってできることを精いっぱい努力したいと思いました」(夢教育の授業を受けてくれた小学校6年生)
 私が携わっている仕事とボランティアでそれぞれ出会った受講生からいただいた言葉です。 少しのきっかけや、人との出会いで、人は気づく、変わる、新たな一歩を踏み出す、そいういうことを実感させてくれる「魂の言葉」です。 きっと今までも、感じていたり、ぼんやりひそかには思っていたこと、それは潜在意識であったり、以前から気にはなっていたけれど面とむかって向き合ってこなかったこと、自分でも本気にしていなかったり、諸々の事情や取り巻く環境のハードルが高くて無理だと思ったり、真剣に時間を割かなかったこと・・・誰しもこういうことはあると思います。 それに少し光を当ててみる、人によってはスイッチをパチッと入れてスポットライトを当ててみる、そしてその光やスポットライトの中に夢と自分自身を並べて置いてみる。 ほの暗い中に微かな勇気が浮かぶ。 春は曙(あけぼの)。 そこから背伸びをしたり、一歩歩み始めてみる。 私はそういう仲間を応援します。 そういう仲間が数多くいることに私も力を得て、感動し、歩みを止めないのです。 まだ明け方に立っているのですから。
※写真は、朝の光を浴びる富士と桜

(著者:藤田 英樹)